皆さんもこう言った悩みありませんか?
でも安心してください。
悩みがあるということは、まだまだ上達できるということです。
そこで今回は、”8ビート(エイトビート)のパターンを全てマスターする練習方法”を紹介し、あなたが今抱えている「8ビートに関する悩み」を完全に解消させます。
目次
そもそもなぜ”8ビート(エイトビート)”が苦手になるのか?
8ビートの悩みの原因:”クセ”に頼りすぎているから
実は、ほとんどのドラマーが「自分のクセ」に頼りすぎてしまっているため、8ビートが苦手になるのです。
中には、8ビート(エイトビート)は適当に叩いているという人もいるのではないでしょうか?
ある程度8ビート(エイトビート)が叩けるようになると、「自分のクセ=得意フレーズ」に頼り、そのフレーズを多様してしまう方が多いようです。
ですが、このままでは次のステップになかなか進めませんよね。
8ビートは簡単ではない!難しく奥が深いフレーズ
また、「8ビート(エイトビート)=初心者でもできる」と思いがちですが、そうではないんです。
「プロドラマーの8ビート」と「初心者ドラマーの8ビート」は雲泥の差ですし、聞いただけで一発で分かるほど差が現れるものです。
そして、プロドラマーのレベルに達するには、相当な練習量を必要とするのですが…。正直練習すべきことが多すぎて、初心者ドラマーでは頭がパンクしてしまいます。
もちろん無意識に素晴らしい演奏ができることの方が音楽らしいですが、全パターン踏む練習をして、その後で自分にあったフレーズを取捨選択していく方が良いと思います。
8ビート(エイトビート)のキックは、何パターンある?
8ビート(エイトビート)は全部で”13”パターン
8ビートと言えど、キックパターンは13パターンもあります(8分音符まで)。
- 1つ打ち(4パターン)
- 2つ打ち(4パターン)
- 3つ打ち(4パターン)
- 4つ打ち(1パターン)
まずは、これら13パターンをマスターしてみましょう!
正直全パターンを全て練習するのは面倒臭いですが、たまにはこういった練習をすることも必要です。
ここからは、楽譜が読めないとドラムの練習ができないので「楽譜が読めない!」という方はこちらから楽譜の読み方を勉強してください!
8ビート(エイトビート)の全パターンを紹介!
8ビート:1つ打ち(4パターン)
1つ打ちは4パターン。
注意点としては、単音であることを意識して、しっかりとH.H.とタイミングを合わせてキックすること。
余裕のある人は左足で2拍目と4拍目にH.H.を踏んで練習するのもオススメです!
8ビート:2つ打ち(4パターン)
2つ打ちも4パターンです。
特に、裏拍に苦手意識を持っている方が多いので、少し難しいかもしれませんが頑張って練習しましょう。
8ビート:3つ打ち(4パターン)
3つ打ちも4パターンです。
初めのうちは大変かもしれませんが、焦らずコツコツ練習すれば、絶対にできるフレーズです。
8ビート:4つ打ち(1パターン)
4つ打ちは1パターンしかありません。
普段使わないフレーズなので、バランスが取りづらく、ぎこちない動きになるかもしれませんが、同時に叩く時は必ず全てジャストで鳴らせるように意識してください。
8ビート(エイトビート)キックのオススメ練習方法
初心者ドラマーは「BPM=100~120」を目標に!
初心者の方は、全8ビートのフレーズを「BPM100~120」で叩くことを目指しましょう。
また、早いテンポを叩ける人ほど上手い訳ではありませんので、焦らずに練習していきましょう。
苦手なパターンを後回しにしない!
今回、8ビート(エイトビート)の全パターンを練習するわけですが、初心者の方であれば必ず自分にとっての苦手なフレーズが出てきます。
確かに苦手なフレーズを練習することは大変ですし、嫌なことですが、ここさえ乗り越えれば、あなたの8ビートは相当上達するはずです。
さらなる上達を目指すドラマーは「左足」で練習してみよう!
ここからは、上達を目指すドラマーだけ挑戦してください。
- 今回紹介した8ビート(エイトビート)のフレーズを左足で練習する
特に、後々ツインペダルをやりたい人は、左足のトレーニンングは必須です。ぜひチャレンジしてみてください!
また、今回紹介した8ビート(エイトビート)練習が簡単だった方や、さらなる上達を目指す人は16分音符に挑戦しましょう!
パターンが増えて大変ですが、マスターしたら「叩けない曲は無い!」と思えるほど上達していますよ!
まとめ:8ビート(エイトビート)をマスターするのは長い道のり
今回紹介した8ビート(エイトビート)の練習は正直つまらないので、練習をやらない人が多いかもしれません。
ですが、非常に効率のいい練習方法ですので、1ヶ月もやれば自分でも上達ぶりを感じられます。
いきなり他人が驚くようなフレーズを身につけようとするのではなく、このような基礎練習を積み重ねていった方が、後々応用の効くドラマーになれます。
ぜひ今回の8ビートパターンを、初期の段階でマスターしておくことをオススメします!