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ストロークとは簡単に言ってしまえば”スティックの振り方”ですが..。
ドラムには「基本のストローク」が4つあります。
そして、このストロークを使っているかいないかで「聞き手側」に与える印象や音が全く異なってくるのです!
目次
「4つの基本ストローク」とは?
基本ストローク①フル・ストローク
このストロークは基本中の基本。
高い位置から振り下ろしてドラムを叩き、高い位置まで戻すストロークです。
- 全力でドラムを叩いている時
- 人間や動物が棒状のものを振って何かを叩く時
これらもフル・ストロークに該当します。
フル・ストロークは、振り幅の大きさで「音量」が大きく変わります。
楽譜ではFullの頭文字をとって”F”と表記されています。
基本ストローク②ダウン・ストローク
ダウンストロークは高い位置からスティックを振り下ろしてドラムを叩き、低い位置に留めておくストローク。
ダウンストロークは、アクセントをつける際に重要となるストローク。
楽譜ではDownの頭文字である”D”で表記されます。
基本ストローク③タップ・ストローク
タップ・ストロークとは低い位置からドラムを叩き、低い位置に留めておくストロークです。
打楽器で”小さな音”をだすことは、かなり大変なので、初めのうちは①②③の幅を狭くするようにしてみてください。
このストロークが「4つの基本的なストローク」の中で1番重要で難しいです。(後ほど詳しく解説します)
ちなみに楽譜では、Tapの頭文字である”T”で表記されます。
基本ストローク④アップ・ストローク
アップストロークは低い位置からドラムを叩き、高い位置に持っていくストロークです。
「アップ・ストローク」は言ってしまえば、振りかぶるためのストロークです。
楽譜ではUpの頭文字である”U”で表記されます。
【重要】「4つの基本ストローク」の終わりのポジショニング
さて、4つの基本ストロークについて見てきましたが、叩き終わった後「高い位置」か「低い位置」に留めていました。
- フル・ストローク → 高い位置
- アップ・ストローク → 高い位置
- ダウン・ストローク → 低い位置
- タップ・ストローク → 低い位置
- 高い位置 → フル・ストローク or ダウン・ストローク
- 低い位置 → アップ・ストローク or タップ・ストローク
なぜ「基本のスロトーク」を覚える必要があるのか?
「基本のストローク」=「音の強弱」をつけるため
ここまで読み進めていただいた方は、お判りだと思いますが…。
「4つの基本ストローク」ができると、音の強弱をつけたドラムが叩けるようになります。
みなさんは、プロドラマーの生演奏を聞いたことがありますか?
聴き心地の良いダイナミクス(音量差)をつけられる
「なぜプロドラマーのドラムがうるさくないか?」もう少し詳しく解説します。
そのためには「初心者ドラマーのドラムが、なぜうるさいのか?」を知る必要があります。
例えば、皆さんが音楽を聞くとき「最小の音量」と「最大の音量」が繰り返されたらどう思いますか?
間違いなく不快ですし、耳が壊れそうになりますよね。
- ドラム初心者・・・「大きい音・小さい音」の2パターンしかない
- プロドラマー・・・「大きい音から小さい音」まで巧みに使い分けられる
ダイナミクスのレンジが細かければ細かいほど、聴き心地が良くなっていきます。
音の強弱を意識してストロークを極めていくことで、ダイナミクスのあるドラムへと変わっていきます。
レンジを細かくするには相当な努力と練習が必要ですが、うるさいだけのドラムから卒業できますので「ダイナミクスの重要性」を頭の片隅に入れておいてください!
流れるように、自然な動きで叩くことができる
先ほど「ストロークの終わりポジション」について解説しましたが、あのルールに乗っ取ることで、流れるように、自然な動きで叩くことができるようになります。
また、大きな音を出すために、筋肉をつける必要はありません。
詳しくは「ドラムに筋肉が必要なのか?」と言う記事にまとめましたので、こちらも参考にしてください。
【重要】「4つのストローク」で意識すべきこと
考え方の基礎①「低い位置」と「高い位置」の定義をする
先ほど紹介した「ダイナミクス」をつけるために、多くの人が「大きい音」を出すことに意識を向けますが、これは大きな間違いです。
なぜなら、ドラムの音はとても大きいので、本人が「大きい音」を90%の力と70%の力で叩き分けていたとしても、客観的に聞くと違いが分からないなんてことがあるからです。
では、どのように「小さい音」を鳴らせば良いのでしょうか?
そのためには、”低い位置”と”高い位置”を定義しておく必要があります。
- 低い位置 → ドラムから3cmぐらい
- 高い位置 → チップが肩より上
プロの中には、1番小さい音から1番大きな音まで20以上区別できるように叩き分けている人もいるそうですが…。
まずは小さい音と大きい音を区別できるようになりましょう。これだけで、表現の幅がグーンと上がりますよ。
考え方の基礎②頭で覚えるのではなく、身体で覚える!
これまで「4つの基本ストローク」を紹介してきましたが、
- ダウン・ストロークは「高い位置から低い位置」
- タップ・ストロークは「低い位置から低い位置」
と考えながら練習していたら、いつまでたってもドラムは上達しません。
ストロークを練習するならドラマーのバイブル”STICK CONTROL”がオススメです。
”F・U・D・T”という表記もされているので、とてもわかりやすくストロークが学べます。
基本ストロークの基礎を身につけ、脱初心者を目指そう!
今回紹介した「基本ストローク」は基礎中の基礎。ドラマーならできて当たり前の内容でした。
しかし、ある程度ドラムに慣れてくると「基本ストローク」を疎かにしてしまう方が非常に多いです。
あなたには、そうなって欲しくないので、最後に「考え方の基礎」まで紹介しておきました。
長々と解説してきましたが、ぜひ今回の内容を理解して、心地よい音色を奏でられるようになりましょう!