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ドラムのリズムパターンをいくつか身につけたドラマーさんへの次のステップと言えば「ドラムソロ」。
自分の頭の中で瞬時に組み立て、得意なフレーズを叩いたり、感情に任せて勢いで叩いてみたり。
今まで教材などを通して勉強してきた人にとっては、ここが大きなハードルとなっているのではないでしょうか?
そこで今回は、複雑なフレーズのアイデアを生み出したり、ドラムソロに応用していくのに有効な「メロディ・トレース・エクササイズ」をご紹介します。
目次
ドラムソロのフレーズ・アイデアとして
最初は、フィルインの連続で作ったドラムソロでOK!
初心者ドラマーさんがドラムソロに挑戦する場合、叩けるフィルインを連続させてドラムソロ・フレーズにしていることが多いと思います。
これはこれで、もちろん正解です。
使うフィルインのフレーズを、ルーディメンツから導入したり、パラディドルなどの技術を織り交ぜることで、十分に複雑なドラムソロが展開できますからね。
しかし、ここで満足できないもの。
練習して無意識に叩けるぐらいになったフィルイン・フレーズを”パーツ”として適当につないでドラムソロを作っていくと、
- 単なる手癖のオンパレードなのではないか?
- 技の披露でしかなく音楽的に意味がないのではないか?
と疑問が湧いてくる時が必ずきます。
やはり、だんだんネタが切れますし、「リズムパターン」の”パーツ”をつなぎ合わせるというのが発想として貧しいような気がしてくるのも確かですからね。
一歩先をいくソロは「音楽的意味」が含まれている
そこで、ドラムソロを叩くようになったドラマーさんに勧めている練習方法があります。
それが今回紹介する「メロディ・トレース・エクササイズ」。
一言で言ってしまうと、好きな曲のメロディからフレーズを盗んでしまう練習方法です。
- ポップス
- ロック
- ヒップホップ
- 演歌
- クラシック
あなたが普段聞いている曲の中で、ついつい口ずさんでしまうほど好きなメロディを探してみましょう。
ちょっと難しく感じるかもしれませんが、メロディにもリズムはありますから、そのメロディのリズムをドラムで模倣することで、リズムのアイデアが豊富になっていくのです。
ドラムにも「音階がある」ことを意識する
先ほど言った「音楽的な意味」とは何でしょうか?
ドラムは打楽器ですし、基本的に音程が無いものなのに…。
果たして本当にそうでしょうか?
要塞ドラムでお馴染みのテリー・ボジオは、太鼓の数を増やし、チューニングを駆使することで音階のあるドラムソロを演奏しています。
【要塞】テリー・ボジオの音楽哲学を学んでドラムの概念を覆そう!【教則DVD】
また、私たちが普段使うドラムセットには明確な音程がないとはいえ、タムにはハイ・ロー・フロアと音程感の高低がありますので、これをメロディの音程の上下にざっくりと当てはめることで、メロディックなドラムソロのフレーズのアイデアを生み出すこともできます。
特に、スティックの振り方が安定しはじめ、音の強弱が付けれる段階になったドラマーなら、スネア一つとっても色々な音色が出せることに気づいていることでしょう。
【ドラム】4つの基本/基礎ストロークは必ず練習して身につけよう!
スティックの振り方がわからないという方は、↑の記事を参考にしてくださいね。
メロディー・トレース・エクササイズの具体的な練習方法
①曲ぎめと、リズムキープ
まずは好きな曲の中から、テンポが適正な曲をチョイスします。
テンポが適正というのは、メロディを片手で連打してなぞることができるテンポということです。ご自身のハンドテクニックで対応可能な範囲のテンポの曲で選んでください。
さて、その曲に合わせて、
- 右足キックは4つ打ち
- 左足ハイハットを8分ウラで踏んで
チック音を出します。「ドン・チッ・ドン・チッ・ドン・チッ・ドン・チッ」と両足を交互に踏んで、リズムキープをしてください。
②手を使ってメロディのリズムをなぞる
そして、早速右手でメロディのリズムをなぞって叩きます。
タムを叩いて回すといいでしょう。どのタムを叩くかは自由ですが、可能なら、メロディの音程が上がったらハイタムを、下がったらフロアタムをというように、メロディの音程の上下に、なんとなく合わせるとよりベターです。
さらに、左手はメロディの空いている部分を、すべてスネアのゴーストノートで埋めてみましょう。
応用その①金物類の追加
つづいて、さらにバージョンアップしていきましょう。
ここまでで作ったドラムフレーズを、叩く手順を維持したまま、タムとスネアだけでなく、シンバル類も混ぜて叩いてみます。
今までハイタムだったところをクラッシュシンバルにしたり、スネアのゴーストノートだったところでハイハットを叩いてみたりと言った具合です。
連打が入るところを、あえて、ライドのカップ打ちにしてみるのも面白いでしょう。
応用その②アクセント位置の変更
さらにさらにバージョンアップします!
手順と叩くパーツの位置を維持したまま、アクセント位置を変更してみましょう。
つまり、さきほどまで、スネアはゴーストノートで叩いていましたが、そこを逆にオープンリムショットで強打してみるなどで、元のメロディをさらに崩していきます。
ここまで来ると、本当に「元々がメロディから作られた」とは全くわからなくなってきます。
それでいて音楽的要素はしっかりとベースにあるので
- このドラムソロ面白いな!
- 不思議と聞き入っていられる!
と、オーディエンスに感じてもらえる可能性がグッと高まります。
その他:エクササイズをやる上でのヒント
正直、ここまで叩ける方なら、自分の力でどんどん応用していくことが可能でしょう。
そこで最後に、その他エクササイズのヒントを紹介しておきます。
- 右足のバスドラムでメロディをトレースする
- 右手のシンバルでメロディをトレースする
- カウベルやその他の打楽器を使って自分色を出す
考えればキリが無いですが、それぞれの楽器の特徴を意識して叩き分けるのが大切です。
- バスドラは、位置が変わるだけでビートの雰囲気が変わる
- シンバル類、特にライドのエッジとボウ、カップで音色が変わる
- カウベルなどは、アクセントとして使うと面白い
やはり、ドラムは打楽器なので「どう言った音色を出したいか?」まで追求してドラムソロを構築できるようになると、かなり表現の幅が広がります。
ドラムの音色について深く研究したい方は、元ドラマガ編集長の小宮さんが執筆した教本があるので、こちらをオススメします。
ドラムの”グルーヴ”と”音色”ってどうやって勉強したらいいの?
「面倒臭い」をいかに楽しくできるかが上達のカギ!
上級者用の練習方法なので、わりと難しいエクササイズをご紹介しましたが、正直この練習は大変です。
「面倒臭い…」と思ってやらない人も多いと思います。
でも、本当に上達したいのならば、一度はやってみてください。
誰でもできる練習を続けていたら、成長はどこかで必ず頭打ちになります。
勉強でも何でもそうですが「基礎をいかに応用していくか?」考えて実行して、なんども失敗することが大切です。
そして、「この過程を何度経験したか?」が、取り組んでいることの造詣の深さに繋がっていくのだとも思います。
なにはともあれ、今回の練習方法はドラムソロ・フレーズのアイデアが増える上に、リズム感が向上し、合奏時にキメに合わせるのも余裕でできるようになるので、大変おすすめです。