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シンバルスタンドには様々な形のものがありますが、中でもおすすめなのがフラットベースのスタンド。
そして、フラットベースのシンバルスタンドのメリットと言えば、
- 音が良くなる
- 持ち運びが楽
- 値段が安い
このようなものが挙げられます。
とはいっても、これだけではあまり良くわからないと思うので、他のシンバルスタンドと比較しつつ、まとめてみました。
今回の記事でフラットベースタイプのシンバルスタンドについて詳しくなってもらえれば幸いです。
目次
まずは「ドラムセットのなりたち」について知っておこう!
個々の楽器を組み合わせることで誕生したドラムセット
昔は、大太鼓(バスドラム)や小太鼓(スネアドラム)、シンバルなどは別々の奏者が演奏していました。
クラシックなどでは今でも別々の奏者が演奏しているのを見たことがあると思います。
そんな中19世紀の終わり頃に、体につけたバスドラムの上にシンバルをつけるという発想が生まれ、その後に足でバスドラムを叩くペダルが考案されました。
そこからさらに2枚のシンバルを左足で叩きあわせるハイハットの原型のようなものが生み出されて、現代のようなドラムのスタイルになったと言われています。
そして、現代では
- バスドラム
- スネアドラム
- タムタム
- フロアタム
- ハイハット
- クラッシュシンバル
- ライドシンバル
というのが最も基本的なドラムセットの構成要素になっています。
その中で、シンバルを演奏するのになくてはならないものとしてシンバルスタンドが誕生しました。
シンバルスタンドは多種多様!
シンバルスタンドを画像で確認
シンバルスタンドはシンバルを支える上段部分が大きく分けて2種類あります。
- まっすぐになっているものをストレートスタンド
- 枝分かれしているものをブームスタンド
次に、下段の3脚の形になっている部分にも注目してみましょう。
- ダブルレッグ :2本で支えているため重く、安定している
- シングルレッグ:1本で支えているため軽く、持ち運び安い
- フラットベース:安定感は弱いが、メリットが多い!
ちなみに、レッグの形は「ダブルレッグ>シングルレッグ>フラットベース」の順番で安定性が高いです。
シンバルスタンドで「音」が変わる!?
シンバルスタンドって、基本的には練習スタジオやライブハウスには備え付けてあることが多いと思います。
スタンドなんてなんでもいいし、わざわざ買うほどのものでもないなと思っている方もいらっしゃると思いますが、シンバルスタンドで間違いなくシンバルの音は変わります。
特に、フラットベースタイプのシンバルスタンドはシンバルの綺麗な響きを求めている人にはおすすめです。
ただし、ヘヴィなパフォーマンスをされる方や、スタンドは安定性重視という方には合わないかもしれません。
フラットベーススタンドのメリット①
なんといっても音がいい フラットベースタイプのスタンドはスタンド自体の重量が軽い!
シンバルを叩いた時の振動が吸収されにくいため、シンバルの響きを最大限に活かせるような作りになっています。
重いシンバルスタンドに乗せた時と比べると、音の厚みが増し、サスティーンも長くなります。
フラットベーススタンドのメリット②
また、 運搬が楽で、腰を痛めにくい点も挙げられます。
シンプルなセッティング(ハイハット1枚、クラッシュ2枚、ライド1枚)でも、メーカーの最上位クラスのしっかりしたスタンドだと合計で20〜30kgになってしまいます。
しかし、フラットベースなら一つ1.5kgぐらいなので、基本的なセッティングなら7キロぐらいで収まります。
運搬ももちろんですが、セッティングするときも微調整で腰に負担のかかる体勢になることが多いので、軽いと腰を痛めにくいです。
フラットベーススタンドのメリット③
最後に値段。
安い フラットベースタイプのシンバルスタンドは想像以上に安価です。
大手メーカーの場合、一番高いものと比較して値段が1/4ぐらいになったりします。
このようにフラットベースタイプには色々なメリットがあります。
メーカーごとの違い
DW(6710UL)
総合的なバランスが非常にいいモデルです。
- ・レッグはフラットだけではなく、少し角度をつけることができる
- ・ティルター部分(スタンドの一番上のシンバルの角度を調整するところ)の調節が無段階でできる
通常右利きの方のセッティングの場合、ライブの時は、スネアやオーバーヘッドにマイキングをすることが多いと思います。
そうすると左側にはいろんなスタンドが集中することになると思います。
そんな時に、シンバルスタンドのレッグに少し角度が付けられることによってマイクスタンドなどを跨いでセッティングできるので便利です。
TAMA(HC52F)
音色の豊かさは今回紹介する中で一番だと思います。
本モデルはレジェンドドラマーであるピーターアースキン氏監修のモデルです。
他のモデルとは違う特徴として、上段部分が空洞ではなく、中身が詰まっているタイプになります。
その分上段のロッドの直径は他のと比べて細くなっています。
スタンド全体の重さは他のモデルとほぼ同じ重さになりますが、上段が詰まっているためより振動を妨げない構造になっており、豊かな響きを得ることができます。
しかし、残念なポイントとして、
- レッグはフラットで固定しかできない
- ティルター部分も10度刻みでしか調節できない
ここについてはデメリットかなとも思いますが、そのデメリットを補って余りあるほどに音の良さがあります。
CANOPUS(CCS-1F)
このモデルは上の二つよりも随分前から発売されていたモデルになります。
機能性としてはレッグに角度が付けられるタイプになっているので、セッティングはしやすいです。
ティルターはTAMAと同じようにギアタイプになっています。
響きの豊かさはTAMA、DWのモデルに比べると少し薄いかなと思います。
私はちょっと鳴りすぎるかなと思っているシンバルにセッティングをしています。
折りたたんだ時のコンパクトさは今回紹介した3つの中で一番です。
シンバルをいい音で鳴らすために…。
まず基本的なこととしては、ナットを締めすぎないことです。
ナットを締めすぎると叩いたときにシンバルが揺れにくくなるので、シンバルの響きが抑えられてしまいます。
また、中心部に不自然なストレスがかかりシンバルが割れやすくなるとも言われています。
手で揺らしてみたときに自然に揺れる状態を目安にしてセッティングするといいと思います。
ちなみに私はナットを締めません。
ティルター部分に乗せるだけで、上からフェルト(ワッシャー)も置きません。
ここは求めている音にもよると思いますが、ナットを締めることはもちろんですが、シンバルの上にフェルトを置くだけでもシンバルの鳴りが少し抑えられてしまうと感じるからです。
楽器演奏では「イメージングも大切」です!
少しオカルト的な話になりますが、シンバルを叩くときに、いい音を出すことをイメージしながら叩くことです。
ドラマーは両手両足を使って様々な動きをしながら演奏しますよね。
そうすると1音1音に意識を向けることがなかなか難しくなります。
しかし、ドラムやシンバルは叩く強さ、叩く場所で全然音が変わります。
そこで大事なのがイメージです。
いい音を出すことをイメージしながら演奏すると、自然と叩く強さやスティックを当てる場所、当て方などは変わってきます。
これはシンバルだけではなくドラミング全てに言えることです。