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スーパーバンド「Mr. BIG」の創設メンバーとして、日本でもB’zと共演したことで有名な世界的ドラマー、パット・トーピー。
2014年にパーキンソン病を発症してからもパットは「Never Give Up」の精神を貫き、2018年に他界するまで「Mr. BIGのドラマー」という大役を全うしました。
そこで今回は、パット・トーピーの人生を振り返り、彼の魅力についてお伝えしていきます。
目次
パット・トーピーのプロフィール
スーパーバンド「Mr. BIG」のドラマー
前述のとおり、パット・トーピーはMr. BIGでの活動がきっかけで、世界的に有名なドラマーになりました。
Mr. BIGは1988年、「超絶ベーシスト」として名を上げたビリー・シーンが中心となり「光速ギタリスト」の異名を持つポール・ギルバート、シンガーソングライターのエリック・マーティンと結成したロック・グループです。
売れっ子セッション・ドラマーだったパット・トーピーもビリーから誘われ、メンバーに選ばれます。
Mr.BIGでのパット・トーピーの活躍
Mr. BIGのメンバーもファンの期待に応え、超絶技巧の応酬を聴かせる曲からポップで親しみやすい曲まで、数々の名演を残します。
「高度なテクニックがあるからこそ、良い曲が作れる」と評価されたMr. BIGは、特に日本でカリスマ的な人気を獲得しています。
そんな中、パット・トーピーはMr. BIG以前の活動がセッション・ドラマー中心だったため、Mr. BIGの中では地味な役割に見られていました。
まさに「縁の下の力持ち」です。
しかし超絶ベーシストのビリー・シーンから選ばれたドラマーである、パットのテクニカルなプレイはライブで頭角を現し、「Mr. BIGはドラマーも、すごい!!」と知られるようになります。
ドラムを始めるきっかけは、ポルカバンド!!
パット・トーピーがドラムに興味を持ち始めるきっかけはポルカバンドでした。
パットは7歳のときに見たポルカバンドのドラマーに憧れ、自身もドラマーを目指します。
庭で小枝を削って自作のドラムスティックを用意し、独学で練習していました。
そして、14歳のとき、パットは念願のドラムセットを手に入れます。
Mr. BIG加入までの輝かしい経歴
高校卒業後は大学で建築について勉強していたパット・トーピーでしたが、所属していたバンドが忙しくなったことで大学を休み、ドラマーとしての活動を優先します。
そして1985年、パット・トーピーはゴーゴーズのシンガーであるベリンダ・カーライルのバックバンドに応募し、オーディションを受けました。
1986年には、パット・トーピーは「マイ・シャローナ(1979年)」の大ヒットで知られるザ・ナックのレコーディングに参加。
1987年、ベリンダ・カーライルがリリースしたシングル「Heaven Is a Place on Earth」は全米1位を記録し、日本でもCMソングに採用されるほどの大ヒットとなりました。
同年、当時デイヴィッド・リー・ロス・バンドのベーシストを務めていたビリー・シーンは新バンド結成に向け、動き出していました。
そこで同バンドのキーボードを担当していたブレット・ダグルは、ベリンダ・カーライルのバックバンドで一緒だったパット・トーピーをビリーに紹介します。
そして1988年、パット・トーピーはインペリテリのレコーディングに参加したのち、Mr. BIGのドラマーとして本格的な活動を始めて行くのでした。
パット・トーピーのドラムについて
世界最速のギタリストに肩を並べるドラム・テクニック
1980年代中盤からのハードロック界は「ギター戦国時代」とも呼ばれていました。
エディ・ヴァン・ヘイレンやイングヴェイ・マルムスティーンの影響を受けた凄腕ギタリストたちが超絶速弾きテクニックを引っさげ、シーンに殴り込みをかけていたのです。
とりわけ人気、実力ともに「世界最高峰」と言われたギタリストの中には
- ポール・ギルバート
- リッチー・コッツェン
- クリス・インペリテリ
がいます。
Mr. BIGがデビューする前の1988年、パット・トーピーはスピードメタルバンド「インペリテリ」のレコーディングに参加。
パットがレコーディングに参加したインペリテリのアルバム『Stand In Line』は話題作となり、クリス・インペリテリは「世界最速ギタリスト」の称号を手に入れました。
Wikipediaにスーパー・プレイのドラム譜が掲載!!
パット・トーピーを語る上で驚くべきところは、フリー百科事典「Wikipedia」でのパットに関する記述です。
Wikipediaに掲載されているドラマーは数多くいます。
しかしパット・トーピーほど、ドラムスタイルの特徴に関する情報が膨大かつ詳細なドラマーは、そういません。
Wikipediaに書いてある情報を見ていくと、いかにパット・トーピーが玄人好みの、ものすごいドラマーなのかという点に気づかされます。
コーラスも上手いドラマー
パット・トーピーはMr. BIG加入以前、所属バンドでドラムとリードボーカルを兼任していたこともあるほど、コーラスの上手いドラマーです。
ライブのドラムソロでは、バスドラムでダブルストロークを踏みながらビートルズの曲を唄いドラムを鳴らしまくる、といった超絶技巧で周囲を驚かせました。
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逸話や伝説、小ネタなど
パット・トーピーは大の愛犬家!!
パット・トーピーは愛犬家としても知られています。
Mr. BIG加入前の独身時代も犬を飼っていて、オーディションやツアーの予定が入ったときには飼い犬を預かってくれる人を探していました。
日本との交流
Mr. BIGは本国アメリカ以上に、日本で高い評価を獲得してきたバンドです。
パット・トーピーは個人としても、日本から依頼された仕事をこなしていました。
2003年には日本のドラム専門誌「月刊リズム&ドラムマガジン」のコラムを3年間担当しています。
パット・トーピーは1999年、ビリー・シーンとともにB’zのアルバム『Brotherhood』のレコーディングに参加。
パーキンソン病との戦い
2014年、パット・トーピーは「パーキンソン病」と診断されます。
「パーキンソン病」は全身に力が入らなくなる、進行性の難病。当然、ドラマーにとって致命的な病気です。
しかしパットはパーキンソン病を発症したあとも、ドラム演奏を諦めませんでした。
2014年以降もMr. BIGは公演を続けます。
パット・トーピーはパーキンソン病に襲われながらも、自身の身体が動く範囲でドラムアレンジをし、ライブをこなしました。
Mr. BIGは通常の演奏が困難になったパットのため、サポート・ドラマーにマット・スターを迎えた「ツイン・ドラム編成」を採用します。
しかし2018年2月7日、パット・トーピーはパーキンソン病の合併症により他界。
享年64歳でした。
最大の特技は「Never Give Up」
パット・トーピーは、Mr. BIGがデビューしてから「Never Give Up」を言い続けてきました。
パットはどんな壁を目の前にしても「決してあきらめない」と言い続け、パットが他界した現在も、世界中のファンに勇気を与えています。
ボーカルを最大限に活かすドラム演奏から超絶ドラムソロまでこなしてきたパットですが、パットが最も得意としているものは「諦めない心」です。
まとめ
今回の記事では、パット・トーピーの偉大な人生を振り返りました。
そして繰り返しになりますが、パット・トーピーが遺した最大の功績は、ドラムのスーパー・テクニックではなく「Never Give Up(決してあきらめない)」という心を持ち続けたことではないでしょうか?
パット・トーピーのドラミングに魅了された我々は、これからもパットが教えてくれた「Never Give Up」の精神を持ち続けることでしょう。
今回の記事が少しでも、あなたの参考になりましたら、とてもうれしく思います。