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音楽映画「ボヘミアンラプソディ」のあらすじと見所!おすすめVODは?

20世紀を代表する伝説のバンド「クイーン」

そのクイーン結成時の話から1985年のライブエイド出演までの実話を描いた伝記映画です。

音楽映画だけあって、音楽やライブパフォーマンスを存分に楽しめます。

それだけでなく、物語は主にボーカル「フレディ・マーキュリー」に焦点が当てられており、

  • 有名になっていく過程での悩み
  • 「ゲイ」であることの葛藤
  • クイーンを取り巻く人々との人間模様

など、伝説のボーカリストの光と闇まで描いています。

雑誌やネット記事などの文章だけでは伝わらなかった部分を忠実に再現した本作は、「まるで当時のクイーンを見ている」かのような錯覚が起きるほどです。

「ボヘミアン・ラプソティ」は2018年秋に公開された映画。1年近く公開した劇場もあるほどの大人気バンド映画の1つです。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の概要

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「ボヘミアン・ラプソティ」のあらすじ

フレディをはじめとするクイーンのメンバーは、自主的にライブをしている段階から、レコーディング会社の目に止まりデビューが決定。

瞬く間に全米ツアーが決まり、スターの座を駆け上っていきます。

一方で、売れれば売れるほどメンバー同士の仲間割れ、そしてフレディの苦悩もたくさん出てきてしまい、大きな壁となって彼らの前に立ちはだかるのでした。

私たちに素晴らしい音楽を届けてくれた背景にあった“大きな壁”を乗り越えていく姿には涙が止まりません…

主要登場人物紹介

Queen - Bohemian Rhapsody (Live Aid 1985)

こちらは本家のライブ映像。役者さんの演技にはメンバー愛が感じられるので、ぜひ字幕で見てください!

フレディ・マーキュリー

ロックバンド「クイーン」のボーカルで、この物語の主人公。

「クイーン」からボーカルが脱退してボーカルを探していたところにフレディが入ります。

メアリーと交際をしており、結婚のプロポーズまでしますが、自分自身がゲイ(同性愛者)であることに気がつき、メアリーとは別れることに…。

また、世界ツアーが成功していく一方で、私生活が荒れていってしまい、波乱万丈な一生を送ります。

歯の数が多く、出っ歯であることが特徴ですが、そのおかげで音域が広く、たくさんの音楽を歌うことができます。

メアリー・オースティン

フレディの恋人。

プロポーズされた日にクイーンの全米ツアーが決まります。

その後、フレディから「ゲイ」であることを告白され破局してしまいますが、彼の価値観を受け入れ、別の恋人をフレディに紹介します。

フレディが別の男性と結婚した後も、フレディとは「大切な友人」として交流を続けます。

ポール・プレンター

「クイーン」のマネージャー。

彼もゲイで、フレディがゲイであることを見抜いた人物です。

自分自身がゲイであることに気がついたフレディのためにパーティーを開き、男性を紹介するなどもします。

その後、フレディからクビにされ、フレディを裏切り、テレビのインタビューでフレディに関しての暴露話をたくさん話してしまいます。

クイーンバンドメンバー

  • ブライアン・メイ(Gt)
  • ジョン・ディーコン(Ba)
  • ロジャー・テイラー(Dr)

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の見所

Live Aid | Bohemian Rhapsody (2018) - scene comparisons

こちらは7000万回以上再生されている、本家と映画のライブ比較動画。完成度高すぎです!!

見所1:クイーンの楽曲と圧巻のライブシーン

劇中の音楽には実際のクイーンの音楽が多数使われます。

誰しもが聞いたことある楽曲が多々使われており、映画を見ながらテンションが上がること間違いなしです。

また、物語中盤のライブシーンにはCGが使用されており、ライブさながらの映像で楽しむことができます。

そして、最大の見所はなんと言っても、最後にある野外ライブ「ライブエイド」のシーンです。

先ほど紹介した比較動画ですね!

かなり忠実に完全再現された映像は、ファンからも絶賛の声が飛び交ったほどでした。

見所2:伝説バンド「クイーン」の光と影

ボヘミアン・ラプソディは、クイーンがまだ売れる前、「新しいボーカルを探している」場面から物語がスタートします。

その後、フレディと出会い、レコード会社と契約し、とんとん拍子で全米ツアーが決定。

まるで成功することが決まっているかのようなサクセスストーリーさながらで物語が進んでいきます。

しかし、バンドが人気になる反面、フレディの孤独は強くなってしまいます。

その際のバンドメンバーとの軋轢は、文字だけでは語れないものがあり、その部分をしっかりと演じている役者さんの演技も必見です。

見所3:フレディを支えたメアリーや友人達の人間模様

フレディは途中で自分がゲイであることを受け止め、メアリーに告白します。

そしてメアリーは、フレディのことを「友人」として大切に思い、最後までフレディを支え続けました。

メアリーは他の男性と結婚・出産しますが、旦那さんにフレディを紹介し、フレディの様子はずっと気にかけていきます。

フレディがソロアルバムの制作に追われ、お酒や夜遊びに溺れていた時に救い出したのも、結局はメアリーでした。

そこからバンドメンバーに謝り、アフリカの貧困問題へのチャリティイベントである「ライブエイド」への出演も提案します。

彼女のお陰で、フレディは家族やバンドメンバー、そしてファンにまで「自分がゲイであり、エイズに感染している」と告白する勇気を得られたのだと思います。

結局、フレディは1991年11月に45歳の若さで亡くなりますが、その翌年にバンドメンバーが「エイズ基金」を設立。

途中は仲違いもしますが、結局は強い絆でフレディのことを思っていることが分かります。

一時は「同性愛者で自分自身は孤独だ」と悩むフレディですが、後半ではたくさんの方から支えられている描写があり、見ていて非常に心が温まりました。

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まとめ

フレディに焦点を当てながら描いた本作「ボヘミアン・ラプソティ」

誰しもが羨むような成功の裏にあった”闇”の部分を支えた人間模様には、多くの方が感動したことでしょう。

また、ストーリー構成はもちろん、役者さんの演技にも拍手を送りたくなるほど完成された映画でもあります。

音楽映画で1、2を争うほどの名作だと思いますので、まだ見ていない人はこの機会にぜひご覧ください!

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