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ドラムの”グルーヴ”と”音色”ってどうやって勉強したらいいの?


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ドラムを始めたばかりの人にとっては”グルーヴ”も”音色”も対して重要なことだとは思わないでしょう。

もちろん僕も「グルーヴって何?」と思っていました。

しかし、8ビートが叩けるようになり、ちょっと難しいフィルインが叩けるようになり、マイスネアを買ったり、シンバルを買ったりするようになると・・・。

「あれ!?グルーヴってめちゃくちゃ重要じゃない!?」

「今度買うスネアは、こういう音色が良いな〜。」

と、考え方に変化がおきます。

そして、僕自身ドラムを14年ほど叩いていますが、未だにグルーヴや音色についての答えは出ていません

今では「答えなんてない。人それぞれで良い」と思うようになったのですが、そのキッカケをくれたのが

ドラムで一番大切な”グルーヴ”と”音色”を体得する本

というム教本でした。

あなたも今日この瞬間をキッカケにドラムという楽器を見つめ直してみませんか?

グルーヴや音色はなぜ重要なのか。

今後、どんなに演奏が上手い精密なロボットが誕生しても、絶対に人間の演奏より優れているロボットは誕生しないはずです。

”ミュージシャン=演奏技術が高い”ではないから

楽器とは面白いもので、プロだから演奏力が高いという訳では無いですよね。

むしろアマチュアの方の方が数倍上手いなんてこともあります。

でも、プロとアマチュアには決定的な差があります。

それは個性(オリジナリティー)です。

やはり、「見たい!」と思えるような演奏者とは、曲以外にもパフォーマンス人間性が個性的ですし、今回のテーマでもあるグルーヴ音色をも他の演奏者と比べて違うものです。

”その人らしさ”を求められているから

10年以上も前から、電子楽器の発達やMIDIなどの打ち込みなどの登場で「ドラムという楽器はいつか無くなる」なんて言われていました。

このように言われるのも当然。

演奏力を持った機械の登場で楽譜通りに叩けても意味が無くなったのです。

やはり機械の方がミスなく確実に演奏してくれますからね。

しかし・・・。

バンドというジャンルにおいては人間が勝ちました

やはり、その演奏者にしか出せない雰囲気や音。つまりはグルーヴ音色を楽しむためにライブを観戦しにいっているのです。

教本で”グルーブ”や”音色”を学ぶ

グルーヴ音色の重要性がわかったと思いますので、教本の内容について紹介します。

教本の構成について

さて、ここまでグルーヴと音色がなぜ重要なのか簡単に説明しましたが、ここからは教本から学べることを紹介したいと思います。

まず、教本の構成ですが、

  • 第1章:練習パッドで作る基本
  • 第2章 :練習パッドから本物の楽器へ~スネア・ドラム、ハイハット、ライド、ベース・ドラムを演奏するための基本
  • 第3章 :身体で感じるグルーヴ
  • 第4章: ドラム・セットのさまざまな音色を操る
  • 第5章: 使いやすいルーディメンツを覚える
  • 第6章 :バンドで、セッションのススメ
  • 第7章: 名手が語る“グルーヴ”と“音色”

7つの章に分けられています。

特に印象的なのが、第3章の身体で感じるグルーヴ。棒立ちドラマは必見の内容となっておりますよ!

”自分の常識”を改めて考えながら読み進めよう

この教本を読むと、今まで「なんとなく」でやってきて自分の常識となっていた部分を改めて考えるキッカケになります。

この教本の始めの章には、スティックの握り方について解説されています。

正直「こんなことから始めるの?」と思いましたが、読み終わった今は、自分の無知常識が常識ではなかったのだと気づかされました。

また、書籍の中でおっしゃっている「バンドの中でドラムは、唯一の打楽器である」という言葉を理解できた時、ドラムという楽器バンド内での役割について、改めて考えさせられました。

読後の変化:一打一打を意識して叩くように

グルーヴや音色について考えながら叩くようになると、一打一打に意識を持つようになります。

今までは8ビートには力を入れずフィルインばかり練習していましたが、8ビートについての方が考えなくてはいけないことが多いのです…。

「8ビートほど奥の深く、難しいものは無いな」と心の底から感じています。

やはり、曲の全体の9割以上はビートで構成されていますから、そのビートをいかに心地よいグルーヴと音色にするかはとても大切なことなのです。

自分だけのグルーヴと音色で”個性的なドラマー”になろう!

僕はドラムを14年叩いてきて思うことは、上手い・下手なんて結局どうでもよくて人間が叩く姿が求められているのだと感じています。

確かに一定の上手さは必要ですが、必要以上にテクニックを求めたりするのは違うのかな、と。

というのも「ツーバス16分でBPM300踏めます!」とか「これ見よがしに手数の多いフィルインを多用する」ドラマーって、相手をテクニックで黙らせてやろうっていう雰囲気がバンバン伝わってきませんか?(もちろん全ての人がそうではありませんが・・・。)

昔はその手のタイプのドラマーに憧れていた時期もありますが、それは音楽では無いような気がします。

そして・・・。

僕の考える音楽とは、一緒の空間にいるバンドメンバーやお客さんと一緒に音を楽しみながら過ごすためにあるもの

今回の教本を読みながらこんなことを考えていました。


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