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【初心者向け】ドラム楽譜の読み方やドラム譜記号を徹底解説!


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コピーバンドを組むことになったんだけど「楽譜」が全く読めなくて…。記号の意味すら分からないよ…。
ピアノに比べたら「ドラム譜」はとっても簡単!心配ないよ!

ピアノやギターなどの演奏経験がある方は、問題なくドラム譜を読めると思いますが、

  • 全く楽器の演奏経験がない人
  • そもそも楽譜を読んだことがない人

このような方にとっては「何?この”おたまじゃくし”は…??」という状態なのではないでしょうか?

でも、このように図解してみたらどうでしょう。

ドラム楽譜の読み方説明

おそらく、苦手意識があった方も「楽譜読めた!意外と簡単じゃん!!」と思ったはずです。

また、ドラムという楽器はシンプルで、

  1. クラッシュシンバル
  2. ライドシンバル
  3. ハイハット
  4. スネアドラム
  5. ハイタム / ロータム
  6. フロアタム
  7. バスドラム

と、基本的に7つしか叩くところがありません。

先ほどの図が読めなくても、まずは「どの記号が何を表しているか?」暗記してしまうのも良いでしょう。

ただし、楽譜によって色々な記号や読み方があったりしますので、その辺りも含めてもう少し詳しく解説していきます。

この記事を読み終わった頃には、初心者のあなたでも「楽譜が読めない状態」とおさらばできるはず!

ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

耳コピで済ませている方も、楽譜が読めないよりも読めた方が100倍良いので、ぜひこの機会に覚えてしまいましょう!

楽譜を読むためのファーストステップ

ドラムパーツ名称

冒頭の「図」だけでは説明できなかったことをサクッと紹介します!

各ドラムパーツの記号と役割

まず初めに、パーツごとの楽譜と名称、簡単な役割をおさらいしましょう。

クラッシュシンバル

クラッシュシンバル譜面

クラッシュシンバルは楽譜によって異なることが多く、上図のように記載されているのが大半です。

記号の意味の違いはありませんが、クラッシュシンバルが複数ある場合に、

  1. 「×」は16インチ
  2. 「♦︎」は18インチ
  3. 「✴︎」はチャイナ

など、違う記号を使って叩き分けることもあります。

ちなみに図の右側上部、ひらがなの「く」みたいなものはアクセントを表す音楽記号で「やや強く、強めに叩く」ことを指示しています。

ライドシンバル

ライドシンバル譜面

ライドシンバルも楽譜によって異なることが大半です。

記号ごとに叩き分けを意味しているがあり、

  • 「×」は、スティックのチップ部分
  • 「♢」は、ライドのカップ部分
  • 「く」は、アクセントや、スティックのショルダー部分

叩くことを指示しています。

クラッシュシンバルと似ていますが、一番上の線上に記号が書かれていることに注意してください。

ハイハット

ハイハット譜面

ハイハットは、

  1. フットペダル
  2. クローズ
  3. オープン
  4. オープンクローズ

と、4種類あります。

譜面上では、一番上の線にピッタリとついているのが特徴。他のシンバル類と混合しないように注意してください。

スネアドラム

スネアドラム譜面

スネアドラムは、

  1. チップ部分で叩く(通常の叩き方)
  2. クローズドリムショット
  3. オープンリムショット

の、3種類あります。

オープンリムショットの記号は、楽譜によって異なるので注意してください。

ハイタム / ロータム / フロアタム / バスドラム

タム類はどの楽器でも、上記の通りです。

  1. バスドラム
  2. ハイタム
  3. ロータム
  4. フロアタム

5線譜の上になるにつれてピッチが高くなると覚えておきましょう。

譜面によって違いますが、基本的に上記の通り覚えてもらえれば問題ありません!

【一口メモ】

ちなみに、ピアノやギターと同じ5線譜を使っているので「ドラムにも音階があるの?」と思われるかもしれませんが、ドラムには音階がありません!

 

チューニングする際は、楽譜にそった音階にするのではなく、全体のバランスを考慮しながらやっていきましょう。

(世界にはチューニングでドラムの音階を作る超人もいますが!)

【応用篇】3つのポイントを意識して8ビートを読んでみよう!

まずは「8ビート」のドラム譜を確認

こちらは、ドラムで最も使われる8ビートを記したドラム譜です。

こちら楽譜をもとに、エイトビートを読んでみましょう。

3つのポイントは以下の通り。

  1. 4/4の表記の意味を知る
  2. 音符の長さのルールを知る 
  3. ドラム譜の記号を理解する

こちらを理解できれば、ドラム譜の読み方の基本をマスターできます!

初心者でもわかるように解説しているので、焦らずゆっくりと確認していきましょう。

ドラム譜を読むポイント①:4/4の表記の意味を知る

まず「4/4」の記号から理解しましょう。ちなみに上図にも記しましたが4分の4拍子と読みます。
こちらは知っています!読み方のルールとして下の数字分の上の数字拍子という風に読むのですよね!

他に例をあげると「3/4」は4分の3拍子「7/8」は8分の7拍子となります。

続いて記号の意味ですが、4分の4拍子とは「1小節中に4分音符が4回あります」という意味になります。

つまり「7/8」と楽譜に書かれていたら「1小節中に8分音符が7回あります」という意味になるのですね。

色々覚えることがあって大変ですが、変拍子の曲以外は基本的に「4/4」で構成されています。

ですので、まずは楽譜/ドラム譜に書かれている「4/4の意味」さえ理解できればOKです!

ドラム譜を読むポイント②:音符の長さのルールを知る

次は音符の長さのルールを確認します。ドラム譜で使われる音符は、主に上図の3つです。

ということは、反対に「8分音符は4分音符の半分の長さ「16分音符は8分音符の半分の長さ(4分音符の1/4の長さ)」になるんですね!

では、次に音符の見分け方を解説します。

先ほどの画像を見てください。それぞれの音符マークに違いがありませんか?
音符マークに”ヒゲ”のようなものがあります!

  • 4分音符は音符に直線だけ
  • 8分音符はヒゲが1本
  • 16分音符はヒゲが2本

となっていました。

このように音符の種類は、ヒゲの数で見分けます。

ちなみに32分音符だと、ヒゲが3本になります。

こちらは楽譜を読む上でかなり重要な部分なので必ず覚えてくださいね。

また、同じ長さの音符が連続して繋がると、音符同士が重なり、音符の上にある線が音符のヒゲの数と同じ数になります。

ドラム譜を読むポイント③:ドラム譜の記号の意味

先ほどしっかり学習したので、ここは簡単ですよね!

もし「あれ?これ何だったけ?」と不安点がありましたら、もう一度復習してみましょう。

復習:「8ビート」の楽譜をもう一度見てみよう!

最後に復習として、「8ビート」の楽譜を使って、3ステップをおさらいします!
  1. 4/4拍子なので、1小節に4分音符は4回(8分音符なら8回です!)
  2. 全ての音符はヒゲが1本なので、8分音符
  3. ×マークはH.H.1番下がバスドラ真ん中がスネア

いかがでしょうか。

ドラム譜を読むことは、想像以上にカンタンですよね!

「まだ読めない!」という方は、焦らずにもう一度細かく読み返してみてくださいね。ゆっくり確認すれば必ず読めるはずですよ。

さらに上達を目指すドラマーへ

今回、基本的なドラムの楽譜を読むことができました。

そこで、ぜひこのスキルを活かし次のステップに進んでみませんか?

もし余裕があれば、楽譜を読みながらドラムを叩けるように暗譜トレーニングに挑戦してみましょう!

また、教則本を使ったり、当サイトの別記事もおすすめですよ。

まとめ:もう「ドラム譜が読めない…」なんて言わせない!

ドラム譜の読み方は意外とカンタンで、基本的なルールさえ覚えてしまえば楽勝でしたね!

そして、ドラム譜が読めるようになると

  • 初めて聴く曲でも、楽譜を読みながら叩ける
  • ドラム教本を使って、読みながら練習できる

などなど、様々なメリットがあなたを待っています!

今回紹介したものは、本当に基礎の基礎ですが、ここさえしっかり理解していれば他のドラム譜も必ず読むことができますよ。