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バンドにとって「ドラム」ってどんな存在だと思いますか?
- 常に一定で正確なリズムを刻む存在
ほとんどの場合、バンドメンバーから期待されることはリズムキープです。
言い方を変えれば、ドラムがいるからこそ他の楽器隊が安心して自由に演奏できる訳ですね。
ですが、このリズムキープができていないと、バンド内でちょっとしたトラブルに発展してしまいます。
音楽に本気なメンバーがいれば、キツイ言葉を浴びせられてしまうかもしれません。
僕はそんなドラマーを日本中で0人にしたい!
そう思ったが吉日、今回はリズム感に自信のないドラマーに向けてリズム感を向上させるための具体的な練習方法について紹介していきます。
目次
安心して!リズム感がない人間はいない!
「リズム感がない」は幻想!
これを読んでくれている方は「リズム感がない」と悩んでいるドラマーだと思います。
でも、まずは「リズム感のない人間はいない!」ということを覚えておいてください。
なぜこのようなことが言えるのでしょうか?
人は生きていくため常に生命運動を行っています。
中でも代表的なものは心臓の動きです。
例えあなたが緊張していても、寝ている時でも、心臓は一定のリズムを刻みながら血液を循環してくれているのです。
音楽にノリノリになれる?
そうは言っても、無意識で行っているから良くわからないかもしれませんね。
では、好きな音楽を聞いた際にノリノリになったり、身体を揺らしたりすることはできますか?
もしできるのなら脳ではリズムをしっかり感じています。
「脳の指令」と「筋肉の動き」のズレが原因になることも
また「リズム感がない…」と感じてしまう原因は、
- 脳の指令
- 筋肉の動き
が関係していることがあります。
皆さんは「脳でいくら考えていても、身体が思うように動かない」と言った経験したことがありませんか?
良く聞くのはスポーツです。
これはドラムでも同じことがおきます。
特にドラムは日常生活と違った動きをすることが多いので、何度も反復練習をして徐々に「脳の指令」と「筋肉の動き」のズレを無くしていくことが必要です。
自分が「リズム感が良いか?」確認する方法
リズム感チェック①音楽を聴きながら手拍子
これは簡単にリズム感が良いか確認できる方法です。
ロックやクラッシック、メローなどさまざまなジャンルの音楽をできる限り集めて曲をランダムに流して曲がかかった時にその曲のリズムを感じ取り手拍子をしてみて下さい。
リズムを瞬時に感じられる方ほどスムーズに手拍子ができるんです。
もし、さまざまな曲を集めるのが面倒であったり難しいのであれば、友だちと一緒にカラオケに言った時にこっそり確認するのも良いですよ。
リズム感チェック②各楽器のリズムを聴き分ける
リズム感が良い人は「耳が良い人」であるとも言われています。
なので、リズム感が良い人は各楽器のリズムを聴き分けることも得意です。
では早速あなたの好きな曲を使って試してみてください。
- ドラム
- ベース
- ギター
- キーボード
など、楽器ごとに聞き分けることができるのな、かなりリズムを感じる力があるといえます。
聞き分けるというと大袈裟ですが、曲中の「各楽器の音だけに集中して音が聞こえているか?」ということです。
リズム感チェック③曲中のスネアドラムの所だけ手拍子
ドラムのリズムの要とも言えるスネアドラム。
好きな曲を使って、スネアドラムの部分だけ手拍子できますか?
バンド内の楽器演奏者はこのスネアの音を聴いているのも事実なので、この音を聞き分けできることはドラムを練習する上でも大切になります。
音楽を聴いている時に意識的にスネアの音だけ追って聴いていくと面白いですし練習にもなるのでチャレンジしてみて欲しいです。
既にスネアの音を感じる事が出来ている人は、きっとかなり「耳」が良い人でリズムを感じ取ることが上手い人だと思います。
リズム感を良くする3つの方法
①メトロノームのリズムに合わせて手拍子する
一定の速さで演奏する上で欠かせないアイテム「メトロノーム」。
カチカチカチチン♪と正確なリズムを刻んでくれますし、曲調に合わせた速さで鳴らすこともできる優れもの。
ですが、なかなかご家庭にないものなので、スマホアプリを使ってみましょう。
ドラムアプリはこんなにある!練習に役立つオススメ無料 /有料アプリ
BPMは120ぐらいが良いと思います。
少々地味ですが、カチカチなるタイミングで手拍子してみましょう。
②ドラム演奏の動画を見て手拍子してみる
リズムの練習は耳で覚え体で感じ、体内に染みこませることも大切になりますが、イメージトレーニングも大切です。
ドラムは家で気楽に練習できない分、イメージトレーニングが必要でカギとなるのです。
動画を見て視覚からのイメージを作っておくのも練習になりますし、もしバンドで演奏する楽曲が決まっているのであればその曲のドラム映像を見て音を聴いてください。
何度も見てスネアの音だけでも手拍子してみるとよりイメージトレーニングになりリズム感も良くなります。
③曲を聴きながらリズムを取ってみる
ドラムを叩く上で大切なのは「身体でリズムをとる」こと。
好きな曲を使って、実際にリズムをとってみましょう!
- ライブやクラブ
- 音源を聞いて一人で
身体でリズムを取るのはなんでもOKです。
ライブで前の方で踊っているドラマーと、後ろの方で大人見しているドラマー。
どちらが良い悪いという話ではありませんが、やはり身体を積極的に動かせる人は、リズムキープが上手な傾向があるように感じます。
リズム感だけでなく「グルーヴ」についても知っておこう
ドラムはリズムキープを完璧にできれば良い訳ではありません。
それなら機械に任せてしまえば良いからです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
そこで大切になってくるのが「グルーヴ」です。
ドラムの”グルーヴ”と”音色”ってどうやって勉強したらいいの?
グルーヴは言葉で表すのは難しいものですが、初心者のうちから知っておいた方が良いものなので、ぜひこちらもチェックしてみてください!