「ドラムをこれから始める!」と意気込んでみたものの、
- 何を買っていいのかわからない
- 独学で上達できるか不安
こういった悩みが出てきているのではないでしょうか?
僕もドラムを始めたばかりの頃は、周りに楽器をやっている人がいないばかりか、スマホが無い時代だったのでネットで情報収集することもできませんでした。
それでも始めたい気持ちが抑えられず、楽器屋に行ってみたものの、ドラムセットや電子ドラムを見て、想像以上の高さにビックリしてしまったり。
皆さんもお金や独学でのハードルを感じてしまい「一層のこと、ギターやベースを始めようかな」なんて思っているかもしれませんね。
でも実は、ドラムは「5,000円」あれば始めることができるのです!
そこで今回は、独学かつ5000円でドラムを始める方法について解説していきます。
目次
ドラムを5,000円で始める①まずはドラムスティック!
ドラムを始める第一歩!ドラムスティックは絶対に買っておこう
あなたは、楽器屋でドラムスティックコーナー見たことありますか?
- 形
- 色
- 重さ
- 見た目
- 質感
などなど。
いろいろな種類があって、どれを選べばいいか分からないと思います。
あれこれ悩んでしまう気持ちもわかりますが、もしあなたが初心者なら始めはインスピレーションで決めちゃって大丈夫!
ビビッときたスティックを手に取ってみましょう。
始めたばかりの初心者のうちは「自分の直感」でOK!
そんな声が聞こえてきそうですが、大丈夫です!
というのも、ドラムを続けていくうちに自分のこだわりがでてきて「このスティックじゃないとダメだ!」っていうスティックに出会えるからです。
皆さんもこんな経験ありませんか?
- 知識と技術の上達と共にこだわりが出てくる
野球をやっている人はグローブのメーカー、テニスをやっている人はガットのテンションなど。
おそらく何か1つでも熱中した経験がある人は、始めたての頃のこだわりはそこまで重要でないと知っているはずです。
だから僕は「始めたての頃は直感で選んで良い」と考えています。
参考:僕のおすすめドラムスティックはコレ!
僕は今まで何十本,何百本とスティックを折ってきましたし、さまざまなスティックをつかってきました。
その過程で”自分に合うもの・合わないもの”が具体的に決まってきて「今度は、〇〇なスティックを試してみよう!」と試行錯誤し・・・。
そして、VATER LOS ANGELES (5A)というスティックにたどり着きました。
ちなみに、スティックについて簡単に説明しますと、VATERはメーカー名、LOS ANGELESは商品名、5Aはスティックの大きさを表しています。
初心者の方や、ドラムを始めたばかりの人にも使いやすいオールラウンドタイプ。パワーに自身がなく、手汗がひどいって方にもオススメです!
始めたばかりの初心者におすすめの理由
僕がこのスティックに決めた理由。
それは、
- チップの大きさ・形(スティックの先端部)
- スティックの長さ(mm単位の長さの違いでも叩く感覚が変わります)
- 使っている木の素材(スティックの重量、質感に関係してきます)
自分に一番しっくりきたからです。
そんなこともあり、ドラム友達や後輩に布教してきましたw
もちろん他にも良いドラムスティックはありますが「始めたばかりで何を買えばいいか分からない…」と思っているなら、あなたも使ってみてはいかがでしょうか?
始めた頃や、初心者の頃は全く分かりませんでしたが「自分の手に合うスティック」というものは存在します。
一般体型の男性なら、きっとしっくり来るはずですよ!
ドラムスティックは始めたての初心者ほど折れます…
初心者・上級者関係なくスティックは思った以上に折れます!
そして、悲しいことに初心者やドラムを始めたての頃の方が早く折れます!
その理由は必要以上に力んでしまったり、スティックの当たる位置が悪かったりして、スティックにダメージを与えてしまうからなんです。
例えるのなら金魚すくいの”ポイ”みたいな感じです。
- 水の抵抗を減らす方法
- ポイになるべくダメージを与えない方法
といった”コツ”を体で分かっている人ほど、何匹でも掬えるのです。
始めたばかりの頃は「スティックを折った数」が勲章!
ドラムのスティックも同じで”コツ”を知らないとすぐにスティックを折ってしまいます。
そして、この”コツ”を掴むためには、何度もスティックを折ってみないと正直わかりません。
身体で覚えるのがベストです!!
ですので、お金に余裕のある人はスティックを予備で2~3セット買っておいた方が良いでしょう。
ドラムを5,000円で始める②:次は練習用パッド!
練習パッドも、ドラムを始める瞬間から購入しましょう!
初心者ドラマーや、ドラムを始めたての方の中には、
という人もいますが、毎日この練習をするのはオススメしません。
本物のドラムに比べてリバウンドが違いますし、その分上達スピードも遅れます。
なので、始めのうちからドラムパッドを購入しておきましょう。
そんなことありません!
プロが使っているものでも3,000円あれば買えます!
EVANS社のパッドはプロからも定評がありますし、しかも7インチなので持ち運びも便利!
まずは、このドラムパッドがあれば十分な練習ができます。
お金に余裕があるのなら「大きめのインチのパッド」を買おう!
もしお金に余裕のある人は、12インチ以上の大きさのドラムパッドを買っておく方が良いでしょう。
先ほど紹介した通り、7インチのパッドはコンパクトで安いというメリットもありますが、人によっては「小さい!」と感じることがあります。
ドラムセットの中で1番よく叩く”スネア”は14インチなので、より近いサイズのものを使うことをおすすめします。
これからドラムを始める人には高いと感じてしまうかと思いますが、お金に余裕があるのなら12インチはほぼ一生モノなので早いうちに買っておいた方が良いです。
始めから良いドラムパッドをお探しの方へ
もし、お金は気にしないから良いドラムパッドを買いたい!とお考えの方には、こちらの記事をおすすめします!
実際に僕が使ったことのある練習パッドの中で、おすすめできるものをランキング形式でまとめています。
複数の練習パッドを使い分けているプロドラマーも多いので、状況に応じて使い分けてみてはいかがでしょうか?
ドラムを5,000円で始める③騒音は「タオル」で解消!
夜遅くでも練習できるよう「騒音対策」も万全に!
ドラムの練習に熱中するのは、素晴らしいことですが…。
練習に集中するあまり深夜帯に練習していると、隣人や家族から確実にキレられます。
原因は”振動と騒音”
それを解消してくれるのがご家庭にあるタオルです。
以外に思われるかもしれませんが、ドラムパットにタオルを被せるだけで消音効果になります。
ただ、確実に音が消えるわけではないですし、何枚もタオルを重ねるとリバウンド効果がなくなるのでご注意を!
ドラムを始める準備が整ったら・・・
①さっそくスタジオハウスを予約してみよう!
練習パッドでは物足りなくなったら、スタジオで叩いてみましょう!
スタジオは個人練習の場合、お店にもよりますが、大体1時間600円で借りることができます。
始めは緊張するかもしれませんが、勇気を出して、お近くのスタジオに電話してみましょう。
と前もって伝えておけば、丁寧に対応してもらえます。お店の店員さんはプロですからね。
また、お店によっては「当日予約&個人練習のみ600円!」というルールもあるので、ネットで情報収集することも忘れずに!
②あまったお金で”教本”買ってみよう
と思われるかもしれませんが、上手くなりたいならやる気のあるうちに買っておいてください。
初心者向けの教本でも勉強になります。
何事にも言えることですが、独学で練習すると、上達が遅かったり間違った方向に進んでしまうことがあります。
そこで、まずは”型”を学びましょう!
安いものなら1000~2000円で買えます。あと楽譜を見てもわからないことがあるのでCD付きのものがオススメです。
ドラム教本おすすめまとめ一覧!初心者向けの入門本から上級ドラマー用まで
ドラムは「5,000円」あれば始めることができる!
ドラムって他の楽器に比べてお金がかかりそうですが実はバンド楽器の中で初期投資が一番かからないんですよね!
バイト一日分(5000円)あれば十分なので、「いつかやろう・・!」と迷わずに、ぜひドラムを始めてみてくださいね!